応募総数:98件 

企業・財団名/受賞活動名
メセナ大賞 安田火災海上保険株式会社
安田火災人形劇場「ひまわりホール」の活動
国際交流賞 財団法人アサヒビール芸術文化財団
芸術系外国人留学生への支援・交流活動
企業文化賞 株式会社INAX
「世界のタイル博物館」 等の運営ならびに陶芸作家への支援
人材育成賞 花王株式会社
美術館連絡協議会への支援
アイディア賞 カスミグループ
「〈わたしの企画〉応援します!」の実施
地域文化賞 株式会社駒形どぜう
「江戸文化道場」等の開催
バリアフリー賞 トヨタ自動車株式会社
「トヨタ・エイブルアート・フォーラム」の実施
まちづくり賞 社団法人浜松青年会議所
浜松交響楽団の設立と運営

 

■メセナ大賞
安田火災海上保険(株)
安田火災劇場「ひまわりホール」の活動
 

活動内容

89年、安田火災が中部地方の拠点として名古屋に新社屋を建設するにあたり、地元の意見を取り入れたのが「ひまわりホール」開設のきっかけである。もともと中部地方では人形劇が盛んで、愛知県内だけでも120団体を越える人形劇団がありながら、ながらく専用ホールがなかった。そこで安田火災では、同ビルの最上階に人形劇場「ひまわりホール」を開設する。全国的にも人形劇の専用ホールは7~8つしかなく、それらは公立か劇団が所有するもので、企業による人形劇場の開設は同ホールが初めて、かつ唯一のものである。
さらに、単なる貸しホールを設けただけでは本来的な人形劇の普及・発展にはつながらないであろうとの考えから、ホールの運営をNPO・愛知人形劇センターに委ね、この事務局を務める専任の職員を総務部内に配した。加えて、センターの年間活動費に対しても協賛をおこなっている。
愛知人形劇センターは、地元の人形劇団関係者をはじめ東海地方のプロ・アマの人形劇団約150団体によって構成されており、以降、ひまわりホールを拠点として、継続的な活動を展開することになる。具体的には、(1)人形劇公演やワークショップの企画・制作、(2)人形劇情報誌・月刊『あっぷ』の発行、(3)プロによる「養成講座」の開設、(4)「脚本賞」の公募と入選作品の上演、(5)福祉施設への出前公演「パペットキャラバン」の実施などである。
116人収容の可動式ホールは人形劇公演には最適な規模であるとともに、休日も含め毎日使用できるため、練習や会議などもあわせると年間の稼働率は300日を越える。また、毎年秋には「パペット・フェスティバル」という3日間連続のイベントを行っており、2000年度はのべ2,000人以上の親子が人形劇を楽しんだ。この催しにも、毎年、100名近い社員がボランティアとして参加し、受付や会場整理などのスタッフをつとめている。

評価ポイント

・まず人があってハコがある。地域に望まれることを還元している。
・バ自社ビルの提供や運営面での人的サポート、NPOとの連携など、これからのメセナのあり方にとって示唆に富む。

企業プロフィール(2001年3月現在)

本社所在地 東京都
業 種 保険業
創立年 1944年[創業1888年]
資本金 584億2,100円
従業員数 11,106人
URL http://www.sompo-japan.co.jp/


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■ 国際交流賞
(財)アサヒビール芸術文化財団
芸術系外国人留学生への支援・交流活動
 

活動内容

アサヒビール芸術文化財団は、89年、アサヒビール創業100周年を記念して設立された。音楽と美術を中心とした助成事業をおこない、94年からは日本で芸術を学ぶ外国人留学生を対象とした活動に取り組んでいる。
(1)外国人留学生へのスカラーシップの支給:日本の大学院に在籍し、美術や音楽を専攻する留学生に対して、年額120万円のスカラーシップを支給する。毎年70名前後の応募があるなかから15名程度を選出、これまでに延べ102名の大学院生・研究生を助成してきた。特に中国や韓国からの留学生が多く、2000年度は69名の応募者のなかから14名が選ばれた。
(2)外国人留学生美術展の隔年開催:留学生を対象とした公募展。日本画、洋画、版 画、彫刻、工芸の5部門で募集し、毎回、140~150件の応募があるなかから入選作品約40点を選んで展覧会をおこなう。第4回となった2000年度は「来てみればJapan 2000」と題して、アサヒビール本社隣りの墨田区のギャラリーで開催した。なかでも優れた出品作を表彰して、奨学金を贈呈している。
(3)外国人留学生音楽会の隔年開催:美術展と交互に2年に1回開催。声楽、西洋楽器、 民族楽器の部門ごとに出演者を募り、オーディションによって決定する。音楽を学ぶ留学生だけでなく、個人的に師事している人も応募できる。アサヒビール本社ロビーでコンサートを開催するほか、賞の表彰と奨学金が与えられる。
さらに、各地のビール工場見学や大山崎山荘美術館への招待などの催しをおこない、 奨学生と財団、留学生相互のコミュニケーションを深めている。また、ニューズレター『Harmony』を季刊で発行するほか毎年「奨学生名簿」を発行し、定期的な情報の収集と発信に努めている。

評価ポイント

・日本で学ぶ留学生を応援する取り組みが他にあまりなく、有意義な活動である。展覧会の実施なども留学生にはいい刺激になる 。

企業ロフィール(2000年12月現在)
本社所在地 東京都
業 種 食品
創立年 1989年[1949年]
資本金 5億5,000万円[1,776億6,500万円] 
従業員数 11,664人
URL http://www.asahibeer.co.jp/culture/


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■ 企業文化賞
(株)INAX
「世界のタイル博物館」等の運営ならびに陶芸作家への支援
 

活動内容

INAXは86年、起業の地である愛知県常滑市に「窯のある広場・資料館」を開設。1階では大正から第二次世界大戦にいたるまでの約20年間、都会のビルの外観を飾ったテラコッタの数々を展示。2階には、明治以降に普及した陶磁製の染付古便器を展示している。
この資料館に隣接して、97年には「世界のタイル博物館」を開館。タイル研究家であった故・山本正之氏が50余年にわたり収集してきた世界各地のタイル約6000点を収蔵している。同コレクションは、山本氏が91年に常滑市に寄贈したもので、INAXは市からの委託を受けてこれを管理・研究し、公開すべくタイル博物館を建てた。館内は、オリエント、イスラム、スペイン、オランダ、イギリス、中国、日本の各展示室とTECHNICAL GALLERYにわかれ、山本コレクションを常設展示するとともに、紀元前からのタイルの歴史や文化的背景、製法などについて紹介している。また、年1回の特別展を開催するほか、企画展示室においては「やきもの新感覚シリーズ」として、 年9回、気鋭のやきもの作家の個展を開催している。
INAXでは、このふたつの施設が建つエリアを「文化スクエア」として、来訪者がタイルの絵付けや陶芸などを気軽に体験できるよう、「陶楽工房」というスペースも併設している。さらに、やきものやタイルなどに実験的な取り組みをしている日本人アーティストを招いて滞在制作してもらう「INAX未来陶房プロジェクト」を99年から開始。やきもののまち・常滑で、新たな創作と発表の場を提供する試みである。
一方、94年には、新宿ショールーム内に「ガレリアセラミカ新宿」を開設。若手陶芸家の企画展を1ヶ月ごとに開催し、これまでに70人を越えるアーティストを紹介してきた。99年には、札幌ショールームにも「ガレリアセラミカ札幌」を設け、新宿からの巡回展をおこなっている。

 
評価ポイント

・窯業を営む企業ならではの活動を、多角的に展開している。
・「世界のタイル博物館」がユニーク、余所にはない施設である

企業プロフィール(2001年10月現在)

本社所在地 愛知県常滑市
業 種 窯業・住宅設備機器 
創立年 1924年 
資本金 484億6,800万円
従業員数 5,800人
URL http://www.inax.co.jp/


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■ 人材育成賞
花王(株)
美術館連絡協議会への支援
 

活動内容

美術館連絡協議会は、全国の公立美術館のゆるやかな連携による組織として、82年、36館でスタートした。現在では105館が加盟する。各地の美術館が相互の協力によって活性化することを目的に、共同開催による美術展を巡回するとともに、学芸員の育成に努めることを活動の柱としている。
公立美術館が相次いで設立された80年代初め、「ハード先行、ソフト不在」との厳しい指摘があるなかで、故・河北倫明氏が「地方の美術館を含めた文化交流が必要」と組織の発足を提案。これに当時の花王社長と読売新聞社社長が賛同した。美術館連絡協議会の事務局は読売新聞社がつとめ、企画立案や実務面でのサポートをおこない、花王は、美術館連絡協議会の活動全般に対して資金面でのバックアップを続けてきた。これまでの19年間にわたって、総額20億6,000万円あまりを協賛している。美術館連絡協議会のおもな活動内容は以下のとおり 。
(1)巡回美術展(83年~):複数の美術館が協力して、単館ではなかなか実現できない規模の大きな美術展をおこなう。これまでに延べ284件の展覧会を1,905会場で実施。入場者は総計1,570万人にのぼる。
(2)学芸員の海外研修派遣(83年~):諸外国の美術館との相互理解や協力関係を促進するために、加盟美術館の学芸員に海外研修の機会を与える。これまでに86名を派遣。
(3)花王・学芸員研究助成(89年~):加盟美術館の学芸員から研究テーマを募集し、審査の後、毎年7~8件、1件あたり50万円を助成。2000年度までに計81件のさまざまな研究の助成をおこなった。
(4)美術館連絡協議会図録奨励賞(98年~):1年間に発行された展覧会図録を対象 に、優秀な論文や解説などを顕彰する。巡回展部門と自主展部門にわけて、2000年度までに巡回展部門7件、自主展部門4件、計11件を顕彰している。
 
評価ポイント

・展覧会への協賛だけなく、美術館の運営に欠かせない学芸員の育成に力を注いできた点を大いに評価したい。


企業プロフィール(2001年3月現在)

本社所在地 東京都 
業 種 化学
創立年 1940年[創業1887年]
資本金 854億円
職員数 5,747人 
URL http://www.kao.com/

 

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■アイディア賞
カスミグループ
「〈わたしの企画〉応援します!」の実施
 

活動内容

茨城県を中心に北関東で約100店舗のスーパーマーケットを展開するカスミは、92年、つくば市に新社屋を建設し、本部機能を移した。その社屋を地域の共有財産として開放すべく、93年より取り組んでいるのが「〈わたしの企画〉応援します!」である。個人ではなかなかできない「夢の企画」を実現させるために場を提供し、活動資 金の支援と人的サポートをおこなっている。
毎年40件ほどの応募が寄せられるなかから、作家や地元医師らによる審査会で5件前後の企画を選び、年の後半に毎月1回のペースで実施。これまでに47件の〈わたしの企画〉が実現した。2000年度におこなわれた〈わたしの企画〉は以下の4つ。
(1)「古典舞踏をお茶の間へ」:一般から受講者を募って古典舞踏の講座を開催。古楽器の生演奏による舞踏会が催され、参加者はドレスなどを身にまとい、優雅なひとときを過ごした。
(2)「折り紙ワールドinつくば」:国内外200名以上の折り紙創作家、愛好家が作品を出展。会場では折り紙の体験教室も開催された。企画者はその後、折り紙の本の出版や講師をつとめるなど、活動の場を広げている。
(3)「明治・縞復元展」:明治30年に新治郡九重村(現・つくば市)でつくられた中根定助著案『縞割早見』という縞帳をもとに、当時の意匠を復元、糸から草木染めした手織りの反物が展示された。会場では、機織りや紅花染体験もおこなわれた。
(4)「マリオネットワークショップ2000」:小学生から大人まで23名からなるマリオネット劇団を結成し、山形県の「えほん村人形劇団」を訪れて人形や舞台を制作。その成果として「クリスマス公演ブレーメンの音楽隊」をカスミ本社で上演した。これら企画のすべてに対し、カスミグループの社員が事前の準備段階から参加。企画者とともに「夢を夢で終わらせない」ためのさまざまな工夫を凝らしている 。

評価ポイント

・プロに対する支援はよくあるが、誰にでもあるクリエイティビティを応援するという姿勢に好感がもてる。
・発想がおもしろい。

企業プロフィール(※[株]カスミのデータ。2001年8月末現在)

本社所在地 茨城県つくば市 
業 種 小売業
創立年 1961年
資本金 123億2,206万円 
従業員数 6,783人
URL http://www.kasumi.co.jp/

 

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■ 地域文化賞
(株)駒形どぜう
「江戸文化道場」等の開催
 

活動内容

「駒形どぜう」は1801年の創業以来、どぜうの専門店として、浅草・駒形橋の近くに店舗を構えてきた。2001年でちょうど創業200年を迎える。「江戸文化道場」は、200周年の節目に100回目を迎えられるよう、1986年にスタート。江戸の食文化をはじめ、芸能や工芸、文化論の専門家を隔月に招いて、楽しく江戸を学ぶ講座をおこなっ ている。
これまでに開催した100回の道場のうち、2回出演している講師は5人のみ。できるだけ多彩な切り口から江戸文化に迫れるよう、常に新たな企画を検討している。また、どぜう料理が本物を追求しているので、道場でも本物志向の内容を心掛け、芸能であれば実演を、工芸であれば実物を見せるようにしている。2000年の「江戸文化道場」の内容は、アダム・カバット「江戸の不思議な化け物たち」、井上喜夫「江戸指物」、小野里元栄・丸謙次郎「太鼓と笛の競演」、越川禮子「江戸しぐさ」など。会場には本店地階の店舗スペースを使っており、「江戸文化道場」の際にはテーブルをかたづけて100名ほどの観客が入れるように椅子を並べる。あくまで江戸の遊び感覚を忘れず、お客には「通行手形」を発行し、年6回すべて聴講すると「皆勤賞」として賞状と記念品を授与。さらに、1年通うと初段、2年通うと2段というように連続参加者を有段者として表彰、10年間皆勤を続けると「免許皆伝」を与えるなどの趣向をこらしている。「どぜう屋の道場」(「道場」も「どぜう」と通じる)として定着し、地域住民をはじめ多くの江戸ファンを惹きつけている。
本店のほかに、渋谷店においても「どぜう寄席」を2ヶ月に1回、「どぜうサロン」を年4回開催し、こちらも常連客を集めている。また、これら催しの様子をまとめた小冊子『どぜう往来』を年2回発行するなど、「江戸文化道場」を中心として活動の広がりを見せている。
 
評価ポイント

・江戸文化を多角的にとらえ、毎回異なる講師を招くという企画力がすごい。
・ファンを定着させるユニークな仕掛けがよい。
*本活動は、協議会機関紙『メセナnote』読者の投票による「メセナノート読者賞」もあわせて受賞。

企業プロフィール(2001年10月現在)

本社所在地 東京都
業 種 サービス業
創立年 1801年 
資本金 2,000万円
従業員数 48人
URL http://www.dozeu.com/

 

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■ バリアフリー賞
トヨタ自動車(株)
「トヨタ・エイブルアート・フォーラム」の実施
 

活動内容

「エイブル・アート(ABLE ART)」とは「可能性の芸術」を意味する造語である。障害のある人たちの芸術活動を支え、その価値を伝え、新しい芸術の可能性を追求していく活動の総称として、エイブル・アート・ジャパン(旧・日本障害者芸術文化協会)により提唱された。トヨタ自動車では96年から、エイブル・アート・ジャパンとのパートナーシップにより「トヨタ・エイブルアート・フォーラム」を各地で開催。これまでに30地域で49回のフォーラムを実施している。その特徴は、2年続けて同じ地域でシンポジウムとワークショップをおこなうことと、実際の運営を地元の実行委員会の自主性に委ねているという点にある。
(1)シンポジウム:障害のある人たちの芸術活動への理解を促すことを目的として開 催。活動を指導している美術家や学芸員等によるプレゼンテーションと、エイブル・アートの意義や課題について討論するパネルディスカッションからなる。(2)ワークショップ:活動を定着させるため、シンポジウムの翌年に同じ地域で開催。創作活動や展示を含むワークショップと、作品を社会のさまざまな場に紹介していくうえで必要なノウハウを学ぶ講座からなる。
地域に根差した活動とするために、各地で福祉やアート関係者を中心とした実行委員会を組織。企業とNPOと地域住民の3者が一体となり、効率的かつ効果的な運営をめざしている。さらに、同フォーラムを契機として実行委員会による自主活動がおこなわれる際にも、助言や資金援助等をおこなうなど、事後のフォローも手厚い。フォーラム参加者は福祉関係者のみならず、アート関係者や美大の学生なども多い。
トヨタでは、こうした活動が正しく認知され評価されることが、文化におけるバリアフリー社会の実現に向けて重要であると考え、マスメディアへの働きかけや欧米における類似活動の調査・紹介にも努めている。

評価ポイント

・地域の福祉施設やNPOとうまく連携して活動を展開している。
・講座とワークショップを二重でおこない、アフターフォローもしている点がよい。

企業プロフィール(2001年11月現在)

本社所在地 愛知県豊田市
業 種 自動車製造業
創立年 1937年
資本金 3,970億円
従業員数 66,000人
URL http://www.toyota.co.jp/mecenat/
 
 

■ まちづくり賞 (社)浜松青年会議所
浜松交響楽団の設立と運営
 

活動内容

浜松青年会議所は、同市所在の企業215社の若手経営者らによって構成される。1951年に設立。まちの発展のためのさまざまな活動に取り組んでおり、とりわけ市民オーケストラ「浜松交響楽団」の設立とその運営支援は、重要な位置を占める。
76年、日本青年会議所の第25回全国大会が浜松で開催された際に、「楽器のまちから音楽のまちへ」のスローガンを掲げて浜松交響楽団の設立を提唱。100余名の団員を公募するとともに、1,680あまりの法人・個人からの寄付を募り、約1億円の基金をもって財団法人を設立した。さらに財団設立後も毎年200万円の援助を続けており、この資金は楽器や楽譜の購入をはじめ、日々の運営費として充てられている。また、浜松交響楽団に事務所を提供し、楽団が音楽活動に集中できるよう、練習会場の手配から、定期演奏会のチケット販売や会場整理などの裏方も務めている。
浜松交響楽団は、常にフルオーケストラ編成で演奏できるよう100名前後の団員で構成されている。団員は、高校生から社会人まで年齢層も幅広く、これまでの入団者数は約500名にのぼる。おもな活動は、(1)年2回の定期演奏会、(2)市制記念日の演奏会、(3)市民オペラの演奏、(4)移動オーケストラ教室だが、演奏会の際には著名な指揮者や独奏者を招いて新曲に挑戦するなど、レベルの向上に努めている。また、楽団有志による小中学校への出前コンサートもおこなっており、地域の音楽ファンの拡大と鑑賞者育成をはかっている。
浜松交響楽団創立10周年の際には、音楽ホールの開設および国際音楽コンクールの開催を市に提言。これがかなって、91年からは「浜松国際ピアノコンクール」がスタート、94年には浜松駅前に1,800席のアクトシティ・ホールが開設された。長年にわたり楽団を支えてきた青年会議所が「音楽のまち・浜松」の推進に果たした役割は大きい。

評価ポイント

地元企業が一丸となって市民オーケストラを支えている。地域に密着した息の長い活動である。

団体プロフィール(2001年11月現在)

本社所在地 静岡県浜松市
業 種 社団法人
創立年 1951年

 

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