―第20回 記念特別展 秘蔵の名品アートコレクション展【 日本の美を極める―近代絵画が彩る四季・花鳥・風情―】訪問記―

 「秘蔵の名品 アートコレクション展」*
企業が社内などで展示しているコレクションや個人所蔵の名品は、なかなか目にする機会も少ないもの。そうした作品がホテルオークラ東京に一堂に集められ、鑑賞できるのが「秘蔵の名品 アートコレクション展」。メセナ活動の一環として、各地の企業・個人所蔵家・美術館から作品を集め、紹介する絵画展です。

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 累計入場者数50万人に
1994年の第1回目の開催から、今年で20回目。記念すべき本年、累計来場者数が50万人に達しました。
50万人目の来場者である吉永 蘭様(東京都)には、50万人達成を記念してプレゼントが贈呈されたそうです。参考までに内容をうかがうと、「至高の美食を味わっていただく究極のオーベルジュご宿泊プラン『ホテルクルーズ』ご宿泊ご招待券、本展覧会絵柄をモチーフにした特製オリジナル浴衣生地の反物、お仕立て券」とのことです。  

 展示会場に「This is MECENAT」認定のメセナマークが登場!
企業メセナ協議会からも、この記念すべき第20回展の内覧会に出席させていただきました。
本展は企業メセナ協議会で今年からスタートした、「This is MECENAT(以下TIM)」第1回の認定活動です。名画に見入りながらも、会場の随所で、「TIM」認定のしるしであるメセナマークをさっそくご活用いただいた様子も拝見できました。

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まずは展覧会場入口の見事なパネル右下に、メセナマークを発見!
内覧会の開始を告げるテープカットセレモニー(福地顧問と加藤専務理事も参加)も、このパネル前でとりおこなわれました。         

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さらに受付前のロビーには「TIM」に関する案内版も設置いただいており、メセナの意義を広く伝える本制度の周知へのご尽力に、スタッフ一同大変感激いたしました。

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内覧会場をめぐり、上村松園のたおやかな情趣のあふれる『春宵』に嘆息していると、典雅な音色が聴こえてきました。横山大観の「夜桜」をバックにしたオークラウロ(大倉喜七郎氏が尺八とフルートをもとに作られた木管楽器)の特別演奏です。音色もさることながら周りの絵画と調和して、より心に響くものがありました。

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最後に、内覧後の懇親会において清原當博・ホテルオークラ東京社長から、来賓に向けて「TIM」の紹介と認定の報告をいただき大変光栄に存じました。ホテルオークラ東京様、暖かいご紹介・ご活用を本当にありがとうございました。
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「TIM」は企業・企業財団そして民間の連合体が取り組むメセナ活動に、一層の光を当てるべく始まりました。Mマークが様々な場で多くの方々のお目に留まり、そしてご活動への共感の和が広がる機会になりますよう、事務局としましても推進して参ります。

 本展のみどころ
第20回の節目となる今回は、「日本の美を極める -近代絵画が彩る四季・花鳥・風情-」と題し、日本人の原点でもある「伝統的な日本独自の美」に着目しています。
訪日外国人も増加しているなか、日本の芸術文化に世界の視線が向けられています。「日本画」は、西洋美術との出会いのなかで日本美術の伝統と新たな技法を統合させて練り上げていった、新たな絵画ジャンルです。「山水画」の伝統から発展させた「風景画」に再現された、彩り豊かな四季の表現。江戸期の「花鳥風月画」に登場する花や植物、動物の愛らしい描写。そして「浮世絵」の伝統から発展し、大正・昭和期に好んで描かれた「美人画」など81点の秀作を通して、人気作家たちが何を日本的な情緒と感じ、日本の美しさを筆で表現することを探究してきたのか、「日本の美」「和の心」の極みを深く体感することができる絵画展です。

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上村松園《春宵》松岡美術館

(執筆・編集:阿部絵里子、末澤汐音、坂本麻里絵)

〈開催概要〉
第20回 記念特別展 秘蔵の名品アートコレクション展【 日本の美を極める―近代絵画が彩る四季・花鳥・風情―】
■会期 2014/8/8(金)~8/31(日)   
9:30~18:30(最終入場18:00まで)
■会場 ホテルオークラ東京 別館地下2階「アスコットホール」
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-4
最寄駅(各駅徒歩10分以内)
銀座線虎ノ門駅出口3/日比谷線神谷町駅出口4b/南北線六本木一丁目改札口出口              
■お問い合わせ
ホテルオークラ東京 営業企画部
TEL.(03)3505-6110 (月~金9:00~17:00/祝日を除く)

*主催は、社会貢献活動に造詣の深い有志企業・団体による「企業文化交流委員会」(委員長:株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役会長 清原當博)。1994年の第1回目よりチャリティーイベントとして開催し、同展における純益の全ては日本赤十字社等を通じて、社会貢献のために寄付しており、総寄付金額は2013年までに約1億6千8百万円に達しています。
毎年独自のテーマのもと80~90点程の絵画を展示し、これまでに公開した絵画は1,581点に上ります。

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