協議会では2014年より、企業メセナに関する調査研究事業を協同で行っていただく外部研究員制度「メセナ・アソシエイト」を開始しました。

事務局ライブラリスペースでの定期ミーティングや、協議会が毎年行っている「メセナ活動実態調査」の分析、メセナに取り組む企業へのヒアリング調査を通じ、最新のメセナ動向を多彩なテーマ設定のもと研究しています。研究成果レポートは協議会WEBサイト等で公開予定です(★2014~15年度アソシエイトのレポートはこちらからご覧いただけます)。

専門分野も様々な、第三期メセナ・アソシエイトのみなさまをご紹介します!

海老澤 彩(えびさわ・あや)
AOBA+ARTキュレーター/リサーチャー


仕事の傍ら、横浜市青葉区美しが丘の住宅街で開催されるアートプロジェクトAOBA+ARTにて、プロジェクトの企画及び運営に関わっています。
90年代後半以降、出来事として展開される作品が増加しました。私は、物体として残されない作品または活動の、いわゆる二次資料の保存、管理、そしてアーカイヴに関心があります。メセナアソシエイトでは、企業内で継承されている資料の実態やアーカイヴの方法論等を調査し、今後の調査活動に繋げていきたいと思っています。
 
 
澤谷夏樹(さわたに・なつき)
音楽評論家

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ふだんは音楽について考えをめぐらし、あれこれ書いたり発言したりするのを仕事にしています。そもそも言葉で表現できないからこそ音楽として存在している音楽を、言葉で言い表そうというのは、我ながらいかがわしいことだと思います。アート自体もどこか、そういういかがわしさを含んでいて、それに眉をひそめる向きもあるけれど、いっぽうで面白がる人たちも大勢いて、そのひとつの形が「企業メセナ」なんだなと思っています。
 
 
杉浦幹男(すぎうら・みきお)
アーツカウンシル新潟 プログラム・ディレクター
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2020年オリンピック・パラリンピック文化プログラム静岡県推進委員会 プログラム・コーディネーター
沖縄県から現在、静岡県、新潟市と地域アーツカウンシルに係り、文化芸術の地域における支援のあり方と役割について考え、実践していく場に身を置いています。2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の文化プログラムがわが国の地域における文化芸術のあり方そのものを変える試金石になると思い、全国各地の参考になるような取り組み、提案をしていきたいと思います。
 
 
竹口弘晃(たけぐち・ひろあき)
立正佼成会本部、中央学術研究所研究員、日本文化政策学会会員
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これまで文化に関する実務面では、東京佼成ウインドオーケストラのステージやツアー公演の際にダグラス・ボストック氏(当時常任指揮者)のマネージャー兼通訳等を担いました。社会活動では荻窪音楽祭の運営にも携わってきました。研究面では、これまで地域の文化資源と地域活性化に関する論考を発表しています。今回の調査研究では、企業のメセナ活動を文化資源の観点から考察しその実践の意義について探っていきたいと思います。
 
(学術論文)
拙稿(2014)「地域の文化的資源の顕在化に関する研究―『文化の資源化』と『コンテクスト転換』による価値発現の視点から― 」日本文化政策学会『文化政策研究』第7号、拙稿(2014)「地域の文化資源
をめぐる社会的実践の理論構築に向けた予備的考察」日本文化政策学会『文化政策研究』第8号等がある。
 
 
田中実紀(たなか・みき)
アーカイブ・リサーチャー
 
アーカイブ・リサーチャー
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]にて、10年以上に渡って映像アーカイブ「HIVE」を担当。2015年、文化庁の新進芸術家海外研修制度の研修員として、ニューヨークにて芸術分野のアーカイブやメディア・コンサベーションの現況について調査研究を行う。現在は、東京大学内の研究書庫に勤務する傍ら、アジア諸国のアート・アーカイブの現況を調査中。メセナ・アソシエイトとしては、企業メセナの過程で生まれたアーカイブに焦点を当てたリサーチを行う予定です。
 
 
松下倫子(まつした・のりこ)
東京藝術大学大学美術館 学芸研究員

博物館学を専門とし、多くの人にとってアートが身近で楽しいものになってほしい、という思いを抱いて美術館で働いています。美術館の人間として様々な企業メセナに携わるなか、改めてメセナについて深く勉強してみたいと思うようになりました。この活動では、企業が新たな視点で地域を捉えなおしたアートプロジェクトを取りあげ、美術館と企業が協同して文化を盛り上げる仕組みづくりを考えていく予定です。
 

 

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