新型コロナウイルスによる企業メセナ活動への影響と 芸術文化活動の継続・発展への支援

COVID-19アンケート調査結果と支援ファンドの開始

公益社団法人企業メセナ協議会(東京都港区芝5-3-2、理事長:尾﨑元規)は、株式会社ニッセイ基礎研究所と共同で、当協議会会員企業・団体を対象に「新型コロナウイルス感染症による企業メセナ活動への影響に関するアンケート調査」を実施しました。
本年1月から始まった新型コロナウイルスの感染拡大は、世界全体の経済・社会活動に甚大な影響を与えています。わが国の文化芸術の分野においても、文化事業の中止や延期、文化施設の休館などが相次ぎ、芸術団体や文化施設、アーティストや文化産業従事者も多大な損害を受けており、企業のメセナ活動にも大きな影響を及ぼしていることが本調査結果から見えてきました。
今回の調査結果も踏まえ、当協議会では芸術文化への支援を開始します。東日本大震災をきっかけに設立したGBFund「芸術文化による災害復興支援ファンド」において、新型コロナウイルス感染症を支援すべき災害として追加認定し、芸術文化活動の継続と収束後のさらなる活性化を目指すべく、寄付を募集し、芸術文化活動へ助成を行います。

※プレスリリース(PDF):mecenat_pressrelease_2020no4

■調査結果の主なポイント
1. 新型コロナウィルス感染症拡大によってメセナ活動に影響がある企業・団体は7割
2. 新型コロナウィルスの収束後は「時期や方法について慎重に検討したうえで再開させたい」が過半
3. ほぼすべての回答企業がコロナ禍での芸術文化活動への支援を「必要だと思う」と回答
4. 新型コロナウィルスの感染拡大にかかわらず、メセナ活動を従来どおり継続するもしくは
新型コロナウィルスの影響を視野に入れたメセナ活動を検討する企業・団体が多数
5. コロナ禍が過ぎた後、文化芸術の社会的な役割や存在価値が高まると答えた企業が多数

※アンケート集計結果     :★メセ協COVID-19アンケート集計結果_公開用
※アンケート調査結果(まとめ):★メセ協COVID-19アンケート調査結果まとめ

GBFund(ジービーファンド G:芸術 B:文化 F:復興/ファンド)
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」を対象災害と認定し、支援の初期段階として芸術文化活動への損害に対して緊急的に支援することをはじめ、収束後のさらなる活性化を目指すべく、このたび皆さまからの寄付を募ります。
※当ファンドへのご寄付は寄付金控除の対象となります。

次のような活動を支援していきます。
新型コロナウイルス感染症により
●中止にせざるをえなかった芸術文化活動
●中止になった芸術文化活動により損失を受けた団体・個人
●影響を受けた芸術文化界を平常化・活性化する目的で行われる芸術文化活動
●芸術文化活動が停滞する社会を平常化・活性化する目的で行われる芸術文化活動
●活動が中断したことで、損失を受けた芸術文化に携わる職種の人材を育成するための活動

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