国際会議(10/25)に向けたセミナー

「文化の力・東京会議2013」連続セミナー

「文化の力で社会変革―文化から見た新しい経済像の提案―」をテーマに、この秋に開催する国際会議(10/25)に向けた連続セミナーの第4回を開催します。
本年5月、英国では国家規模で芸術・文化の経済的価値をはかるための調査を実施、その内容を研究レポート「芸術・文化の国内経済への貢献」として発表しました。同レポートでは、アートセクターの直接的な経済への貢献とともに、観光やクリエイティブ産業、教育や地域活性における影響についても分析しています。
そこで今回は、同調査を実施したアーツカウンシル・イングランド戦略部門ディレクターのリチャード・ラッセル氏にスカイプで公開インタビューを行い、文化の経済的インパクトをどのように検証するのか、芸術・文化への投資が新たな産業やコミュニティーにもたらす効力とは何かについて考えていきます。ぜひ、ご参加ください。

文化の経済的インパクトをどう測るのか?!~英国の実践から~

■ 日 時
2013年8月6日[火] 18:30~20:00 インタビュー&トーク /20:00~ 懇親会
■ 会 場
3331 Arts Chiyoda 1階コミュニティスペース(東京都千代田区外神田6丁目11-14)
■ 講師
リチャード・ラッセル氏(アーツカウンシル・イングランド戦略部門ディレクター)
■ インタビュアー
太下 義之 氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 芸術・文化政策センター 主席研究員)
■ コーディネーター
湯浅 真奈美 氏(ブリティッシュ・カウンシル アーツ部長)
■ 参加費
無料、但し懇親会はドリンク実費
■ 申 込
Web専用フォームよりお申込みください ※定員になり次第締切り
■ 定 員
各回70名

※「文化の力・東京会議2013」本会議 | 10月25日[金] | 都民ホール
この秋に実施する「東京クリエイティブ・ウィークス」の一環として国際会議を開催します。当連続セミナーの内容を踏まえ、内外の有識者・実践者を迎えて議論を掘り下げ、文化から見た新しい経済像の提案を試みます。詳細は後日【東京文化発信プロジェクトWebサイト】にて発表します。

◎リチャード・ラッセル(Richard Russell) プロフィール
アーツカウンシル・イングランドにて戦略、政策策定を担当するほか、戦略的リサーチプログラムも手がける。Nesta、アーツ&ヒューマニティ・リサーチ・カウンシルと共同で新たな助成プログラム”デジタルR&D”をスタートさせたほか、文化芸術機関の経済的利益に関するガイドラインの策定、各都市の文化に関するデータを集積するオンラインプラットフォームの立ち上げを行う。さらに、イングランドの文化芸術分野をより強固なものとするため、芸術とクリエイティブエコノミーに関する政策策定にも関わった。

太下 義之
◎太下 義之(おおした よしゆき)プロフィール
文化経済学会<日本>理事。文化政策学会理事。コンテンツ学会理事。政策分析ネットワーク副代表。『季刊 政策・経営研究』編集長。文化審議会文化政策部会委員、経済産業省「クリエイティブ・エコノミー研究会」委員(2011年度)、総務省「定住自立圏形成に向けた創造的人材の定住・交流促進に係る検討会議」委員(2011年度)、東京芸術文化評議会専門委員、大阪府・大阪市特別参与、沖縄文化活性化・創造発信支援事業(沖縄版アーツカウンシル)評議員、鶴岡市食文化創造都市アドバイザー、文化情報の整備と活用「100人委員会」委員、著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム発起人など、文化政策関連の委員を多数兼務。

湯浅 真奈美
◎湯浅 真奈美(ゆあさ まなみ)プロフィール
上智大学卒業後、国際産業見本市主催会社の広報部を経て、独立系の映画配給会社の劇場宣伝部に所属。宣伝プロデューサーとして、劇場公開映画の広報宣伝を担当。1995年、英国の公的な文化交流機関、ブリティッシュ・カウンシルのアーツチームに所属。2005年よりアーツ部門の担当マネージャーとして現職、日本におけるブリティッシュ・カウンシルのアートプロジェクトを統括。日英の文化機関と連携し、アートを通した日英間の文化交流プログラムを展開している。

■ 主催
東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、公益社団法人企業メセナ協議会
■ 特別協力
国際交流基金、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
■ 協力
ブリティッシュ・カウンシル

本件に関するお問合せ:松木・荻原 TEL:03-5439-4520

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