このたびGBFund 芸術・文化による災害復興支援ファンドの選考委員会を開催し、計16件の活動を採択し、総額759万円の助成金交付を決定しました。

▼プレスリリース（PDF）　2025年5月28日配信
https://www.mecenat.or.jp/ja/wp-content/uploads/2025-No.03.pdf

当協議会では2024年元日に発災した令和6年能登半島により被災された人々の心を芸術文化で支え、被災地の文化再生や芸術文化活動の復興、コミュニティ再生のために同年1月11日より寄付を募ってきました。当ファンドの趣旨にご賛同くださる方々よりいただいた当ファンド全体への寄付金を、GBFund選考委員会で採択された活動へ再分配し助成金として交付します。採択活動により芸術文化による復興支援を実施します。

また、当ファンドを通して寄付を集める活動を別途審査により認定し、9件の活動が当協議会の寄付のポータルサイト「かるふぁん！」を通じて、より充実した活動をめざし、寄付募集によるさらなる資金調達をすることになりました。

【採択・認定活動】（6件）　◆https://culfun.mecenat.or.jp/project/adoption/list/27
GBFundの分配金による助成金を交付され、さらに当ファンドを通して寄付を募集する活動

【採択活動】寄付募集せず（10件）　◆https://culfun.mecenat.or.jp/project/adoption/list/27
GBFundの分配金による助成金を交付される活動

【認定活動】現在寄付募集中の活動（3件）　◆https://culfun.mecenat.or.jp/project/adoption/list/28
GBFundの分配金による助成金は交付されないが、当ファンドを通して寄付募集をする活動

―――――――――――――――――――――――――――
寄付募集中の活動は寄付のポータルサイト「かるふぁん！」
「寄付募集中の活動」ウェブページへ
https://culfun.mecenat.or.jp/project/fund/list
―――――――――――――――――――――――――――

今回、芸術文化ならではの自由な発想による多種多様な支援活動を数多くご応募いただきました。選考では、被災地の外からの応援をはじめ、失われた場や活動を取り戻す取り組み、さまざまなかたちで災害を表現することで伝え、遺し、継承する試みなど、確実に被災地の方々に届き、あるいは被災地の方々が主体となるような取り組みが採択されました。引き続きGBFundでは令和6年能登半島地震に対する支援をしてまいります。今後も皆さまからのご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

■GBFundとは
GBFund（ジービーファンド、G:芸術、B:文化、F:復興/ファンド）は東日本大震災発災をきっかけに、2011年3月23日に企業メセナ協議会が立ち上げた芸術・文化による災害復興支援ファンドです。当ファンドの趣旨にご賛同いただいた寄付者の方とともに、被災者・被災地を応援する目的で行われる芸術文化被災地の有形無形の文化資源を再生する活動を支援しており寄付の募集と活動への助成を行っています。これまで、2011年の東日本大震災をはじめ、2016年熊本地震、2018年平成30年豪雨、2020年新型コロナウイルス感染症を対象災害として認定し、支援をしてきました。

▼GBFundへのご寄付について
https://culfun.mecenat.or.jp/grant/gbfund/h.html

▼今回の選考および活動募集について
https://culfun.mecenat.or.jp/grant/gbfund/flow.html

▼ご寄付をいただいた方々
https://culfun.mecenat.or.jp/grant/gbfund/supporter.html

令和6年能登半島地震への寄付募集の際にご賛同いただいた方々、そしてご寄付をしてくださった皆さまには心より御礼申し上げます。おかげさまで無事に活動助成をするに至りました。今回採択された活動については、かるふぁん！のウェブサイトにて今後ご報告申し上げます。