GBFundフォーラム「文化による震災復興の、これまでとこれから」

「東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド:GBFund」(ジービーファンド、G:芸術、B:文化、F:復興/ファンド)の立ち上げから1年8カ月。このたび協議会は、被災地の状況を支援者にご報告するととともに、関係者で議論を深め、今後の継続した支援とネットワーク形成を目指したフォーラムを開催します。多様なテーマで、じっくり話し合う「グループディスカッション」と、文化による震災復興の“これから”を考える「ラウンドテーブル」の2部構成。交流会でも参加者同士のつながりを深めます。
年末のお忙しい時期ですが、ぜひとも多くの方々と「今後に向けて必要なこと、できること」について話し合いたく、皆さまのご参加をお願い申し上げます。

■日時
2012年12月10日(月) 15:00~17:30(開場14:30)交流会17:30~18:30

■会場
電通ホール (東京都港区東新橋1-8-1)

■対象
GBFund支援者、GBFund助成・申請団体、企業の社会貢献・メセナ担当者、芸術団体、アートNPO、行政職員、学生、研究者ほか、本テーマに興味のあるすべての方

■参加費
無料 ※交流会1,000円(東北の味覚を楽しみ、復興支援につなげます)

■定員
150名程度

■内容
【第1部】
15:00~16:45 グループディスカッション「5つの“語る”セッション」
テーマ別にグループ(以下参照)にわかれ、復興活動/支援活動の現場の「今」についてゲストの話を聞きます。GBFundの支援がどのように生きているか、活動によって生じた“変化”、復興における課題等を知り、グループ参加者で今後に向けて必要なこと、復興のアイディア、支援の可能性について話し合います。
・「持てる資源・スキル・ネットワークをいかした支援活動の<今>を語る」
・「郷土芸能の復活と地域コミュニティーの<今>を語る」
・「過去の震災経験をいかした復興支援の<今>を語る」
・「新たな仕組みによる復興/支援活動の<今>を語る」
・「アート・ワークショップによるサポート活動の<今>を語る」
※参加人数等を勘案し、グループ分け等は変更する場合があります

【第2部】
16:45~17:30 ラウンドテーブル「文化による震災復興の、これまでとこれから」
第1部で各グループが語り合った内容の中で、特に「これから」の部分に光を当て、今後の文化による震災復興の方向性やアイディアについて考えます。
・第1部各グループモデレーター(1名づつ)
・片山正夫([公財]セゾン文化財団/企業メセナ協議会理事/GBFund選考委員)
・吉本光宏(ニッセイ基礎研究所/企業メセナ協議会理事/GBFund選考委員)
・加藤種男([公社]企業メセナ協議会専務理事)
・荻原康子([公社]企業メセナ協議会事務局長) ※モデレーター

【交流会】 17:30~18:30
すべての参加者が今後に向けて交流できる場、GBFundの寄付者が助成先と出会える機会をめざします。東北の味覚を提供し、ささやかな復興支援の一助とします。 ★(株)資生堂が、被災地でも実施したハンドマッサージを体験できるブースを設置。

■出演
【ゲスト】
アサノコウタ(プロジェクト FUKUSHIMA!:福島県)
稲垣早苗(日本毛織SC事業部「ぬくもりを届けよう ニッケ+工房からの風から」)
岩間美和(向川原虎舞風虎会/おらが大槌復興食堂:岩手県大槌町)
小岩秀太郎(全日本郷土芸能協会)
佐藤敏博(小渕浜獅子舞復活プロジェクト/小淵浜通信:宮城県仙台市)
鈴木 拓(Art Revival Connection TOHOKU:宮城県仙台市)
高橋雅子(Arts for Hope:東京都目黒区)
元持幸子(NPO法人つどい:岩手県大槌町)
吉原大志(歴史資料ネットワーク:兵庫県神戸市灘区)
上ノ薗正人(東北九州プロジェクト:福岡県福岡市)
【ファシリテーター】
企業メセナ協議会助成ワーキンググループメンバー:市村作知雄(アートネットワーク・ジャパン)、石綿祐子(東京都歴史文化財団)、大野マリ(日本オラクル)、片山正夫(セゾン文化財団)、根本ささ奈(アサヒビール)、樋口昌樹(資生堂)、山本真由美(トヨタ自動車)、吉本光宏(ニッセイ基礎研究所)他  ※以上氏名五十音順、敬称略
福地茂雄(企業メセナ協議会理事長)、加藤種男(同専務理事)、荻原康子(同事務局長)

■主催等
主催 公益社団法人企業メセナ協議会
協力 株式会社電通
助成 公益財団法人三菱商事復興支援財団

■問合せ
(公社)企業メセナ協議会 セミナー担当(若林・寺岡・松村)
E-mail: gbfund@mecenat.or.jp TEL 03-5439-4520

※いただいた情報は、企業メセナ協議会の個人情報の保護に関する規程に従い、本件に関するご連絡ならびに協議会事業等のご案内およびご連絡のみに使用します。

 

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