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全国の企業・企業財団を対象に例年実施している「メセナ活動実態調査」。2015年度調査結果をもとに、最新調査データと事例紹介を交えた調査報告会を開催しました。おもな内容は以下のとおりです。
 
第一部:2015 年度メセナ活動実態調査 報告
第一部ではデータ紹介編として、企業の経営資源や地域の文化資源を活かした多彩なプログラムの最新事例や、文化を通じた東北被災地での支援活動、2020 年東京オリンピック・パラリンピックを契機とした文化プログラムに関する意識調査結果について、調査研究部会メンバーとともにご紹介しました。

2015年度調査では、企業メセナの費用総額は約900億円と、昨年の956億円から微減しつつも文化庁予算に匹敵。またその内容としても、自主プログラムが回答企業の60%近くとなり、各社が多様な分野でさまざまな経営資源を活かし、独自性の高い活動を展開していることに着目しました。

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(当日の配布資料より)

また、今年初めて調査アンケート項目に2020年のオリンピックを契機とした文化プログラムや東日本大震災復興支援についても部会メンバーコメントの中で話題となりました。とくに被災地においては時期に応じて必要とされる支援が変化するなか、状況を見極めながら被災地に寄り添う必要性について指摘がありました。
 
 
第二部:ゲストトーク/新日鉄住金文化財団 様 
第二部では、今年度調査結果をうけたメセナ事業の事例紹介として、紀尾井ホール([公財] 新日鉄住金文化財団)常務理事の町田龍一さまをゲストにお迎えし、その事業の内容と歴史についてご紹介をいただきました。1955年に開始した新日鉄ラジオ番組「新日鉄コンサート」以来、紀尾井ホールを中心とする多角的なご活動のなかで、邦楽専門ホールや紀尾井シンフォニエッタ東京を擁し、若手の育成にも力を注がれ、2020年に向けた企画も進行されています。
 
半世紀以上に渡り、今年の調査結果でも着目したトピックス「メセナの多様な展開」「長年に渡るメセナ活動」を体現されてきた実例として、大変感銘を受ける、貴重な機会となりました。

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ご登壇いただきました企業の皆様、ご来場の皆様に御礼申し上げます。

なお、当日の配布資料や2015年度実態調査結果は、下記リンクをご覧ください。
プレスリリース「経営資源を活かした独自のメセナプログラムを各地で展開~2015年度メセナ活動実態調査結果~
メセナ活動実態調査報告書『Mecenat Report2015
報告会配布資料はこちら

 
 
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