旧開智学校(重要文化財) 1876年 立石清重 写真提供:旧開智学校

私たちが子どものときに過ごした空間は、原風景として長く記憶にとどまり、その後の生き方や考え方の形成に与える影響は少なくありません。本展は、子どもたちのためにつくられた学びの場と遊びの場の建築と空間のなかから、日本の近現代の建築・デザイン史において、ひときわ先駆的かつ独創的なものを紹介する展覧会です。
日本の近代教育は明治時代に始動し、校舎の建築もそこから始まりました。民衆に愛された明治の疑洋風建築の校舎、大正自由教育の時代の造形豊かな小学校、1970年代の先駆的なオープンスクールなど、さまざまに変遷し子どもたちが親しみを持てるシンボリックな外観が考案され、心安らぐインテリアの充実が図られるなどの工夫も重ねられてきました。一方、幼稚園・保育園や、学校以外の遊び場や読書の空間といった子どもたちの居場所にもユニークな取り組みがあります。それらを、作り手と使い手の両方に着目しながら選んだ写真、図面、模型といった作品資料の展示を通してごらんいただきます。また、教育玩具や絵本の原画なども選りすぐって紹介します。社会のあり方が大きく変化する現代、本展がこれからの子どもたちが育つ環境づくりのインスピレーションとなれば幸いです。

■会期:2019年1月12日(土)~3月24日(土)
■開館時間:10:00~18:00(最終入場は 17:30まで)
■休館日:水曜日
■会場:パナソニック 汐留ミュージアム 
〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
■入館料:一般 800円、65歳以上 700円、大学生 600円、中・高校生 400円、小学生以下無料 *20名以上の団体は100円割引

ページのトップへ戻る