《出現》
1876年頃 油彩/カンヴァス 142×103cm ギュスターヴ・モロー美術館蔵
Photo ©RMN-Grand Palais / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF

象徴主義の巨匠ギュスターヴ・モロー(1826‐1898)は、神話や聖書をテーマにした作品で知られています。産業の発展とともに、現実主義的、物質主義的な潮流にあった19世紀後半のフランスにおいて彼は、幻想的な内面世界を描くことで、真実を見いだそうとしました。本展は、そのようなモローが描いた女性像に焦点をあてた展覧会です。出品作品は、パリのギュスターヴ・モロー美術館が所蔵する、洗礼者ヨハネの首の幻影を見るサロメを描いた名作《出現》や、貞節の象徴とされた幻獣を描いた《一角獣》を含む油彩・水彩・素描など約70点によって構成されます。神話や聖書に登場する、男性を死へと導くファム・ファタル(宿命の女)としての女性、誘惑され破滅へと導かれる危うい存在としての女性、そしてモローが実生活において愛した母や恋人。展覧会では、彼女たちそれぞれの物語やモローとの関係を紐解いていき、新たな切り口でモロー芸術の創造の原点に迫ります。

ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち
■会期:2019年4月6日(土)~6月23日(土)
■開館時間: 10:00~18:00(最終入館は 17:30まで)
*5月10日と6月7日は午後8時まで(最終入館は午後7時30分まで)
■休館日:水曜日(但し5月1日、5月5日、12日、19日は開館)
■会場 :パナソニック汐留美術館
 〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
■入館料:一般 1,000円、65歳以上 900円、大学生 700円、中・高校生 500円、小学生以下無料 *20名以上の団体は100円割引

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