千賀健史は、インドの学歴社会やカースト問題に直面する少年たちの夢や希望を失った時の選択や生き続ける事の可能性をテーマにした作品「Bird, Night, and then」で、第16回写真「1_WALL」グランプリを受賞しました。審査員からは「これまでのフォトジャーナリズムの方法論とは違う新しいドキュメンタリーのかたちの模索」と高く評価されました。
千賀は、インドで出会う人々の抱える問題について文献を調べ、現地での調査を行いながら写真を撮影しています。社会問題を取り扱いながらも、事実をただ写すことだけが問題に迫る方法ではないと考え、より問題の本質を伝えるために架空のストーリーを織り交ぜながら、事実を再構成しています。政治的、社会的背景や、人々の感情の構造にも迫り、時に遭遇する不条理や、何が正解なのか、その正解を追い求めることすら必要とされていない状況について、それらをひとつの物語から写真を通して伝えることを試みます。
本展では、グランプリ受賞後にインドに赴き撮影した新たなシリーズを展示します。インドにおける児童労働をテーマに進学を諦め働くことを余儀なくされた、ある少年の失踪から発見されるまでを追いました。
2月7日(水)にはアートディレクターの菊地敦己さんをゲストに迎え、トークイベントも開催します。

■会場:ガーディアン・ガーデン 
〒104-8227 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル B1F
■会期:2018年1月30日(火)〜2月16日(金)
■開館時間:11:00~19:00 *日曜・祝日休館 
■入場無​料
■ウェブサイト:http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/16ph_chiga/16ph_chiga.html

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 「This is MECENAT 2017」認定活動 

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